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3年ぶりの舞台に闘志 南会津高野球部、夏の大会へ
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夏の福島大会に3年ぶりに挑む南会津高野球部
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南会津高野球部は、夏の全国高校野球選手権福島大会(7月13日開幕)に3年ぶりに参戦する。部員不足のため昨年、一昨年の大会出場はかなわなかったが、今年はスキー部の協力でチームを編成。3年生4人は出場できる喜びを胸に、最初で最後の夏の舞台に臨む。
3年生は入部した一昨年から、試合こそできないものの、黙々と練習に励んできた。主将の馬場駿中堅手(3年)は「自分たちの代で終わらせてはいけないと思った。出場できると信じてやってきた」と振り返る。
芳賀有貴哉三塁手(同)は一度野球から離れ、ハンドボール部に入った。それでも「野球の方が楽しい。出場できなかった兄の分も頑張りたい」と胸の内を明かす。星圭悟左翼手(同)は「高校野球に憧れていた。1勝できればうれしい」と声を弾ませる。
今春、1年生5人が入部、女子マネージャー1人を含め部員は9人に。中学時代に軟式野球を経験しているスキー部員5人が助っ人として加わった。初の公式戦となる春の会津支部大会では、初戦で大敗を喫した。試合不足は否めないが、部員は日々の練習で目を輝かせながら白球を追っている。
スキー、野球両部の監督を兼ねる猪股俊伸教諭は「専門の指導者はいないが、高校でも野球を続けられる環境を整えたい」と話す。
(2011年6月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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