【大会展望】聖光、史上初V5なるか 各校実力見えにくく
今大会は震災と原発事故の影響で春季大会が中止となり、昨秋からの成長を加味した各校の実力が見えにくい中で迎える。その中でも昨夏の甲子園でベスト8に進出した主力が残り、県内公式戦55連勝という記録を伸ばし続ける聖光学院は有力。史上初の5連覇が懸かる聖光学院に対し、学法福島や日大東北、原町のシード校、昨夏準優勝の光南など実力校がどう挑むか。
第1シード聖光学院のブロックは、聖光学院が中心に戦いが進みそうだが、光南や昨夏4強の白河が入っただけに、この2校の戦いぶりが注目される。第2シード学法福島のブロックは、44年ぶりのシードを獲得した学法福島に各校がどう対するかが注目される。
第3シード日大東北のブロックは初戦から実力伯仲の対決が見られそう。サテライト協力校で練習に励む昨夏4強の小高工と湯本の対決など激しい戦いが繰り広げられそうだ。第4シード原町のブロックは、唯一の県立校シードでサテライト協力校に学ぶ原町の戦いに注目。
(2011年7月12日 福島民友・高校野球ニュース)
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