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「夏の高校野球福島大会」開幕 87チームが熱戦火ぶた

「夏の高校野球福島大会」開幕 87チームが熱戦火ぶた

全国高校野球選手権福島大会で入場行進する球児たち。双葉翔陽、富岡、相馬農の3校でつくる相双連合ナインは、ひときわ大きな拍手を浴びた=郡山市・開成山球場

 第93回全国高校野球選手権福島大会は13日、郡山市の開成山球場で開幕した。県内に大きな爪痕を残した東日本大震災から4カ月が経過し、東京電力福島第1原発事故の収束が見えない中、甲子園出場の切符を懸けた出場87チーム(89校)による熱戦の火ぶたが切られた。
 開会式では選手たちが今春の選抜高校野球大会と同様に外野から内野に行進した。学法福島高の塩瀬龍主将が「まだまだ福島の困難は続きますが、人と人とのつながりを大切にした日本一熱い夏にすることを誓います」と選手宣誓した。原発事故の影響で部員不足に陥った双葉翔陽、富岡、相馬農の3校が連合チーム「相双連合」として参加。東北一の出場校数となった。
 今大会は原発事故の影響に配慮し運営を大幅に変更、開会式を簡素化したほか、試合開催日の早朝に各球場で放射線量を測定する。

 郡山が勝利 大槻、流れ変える二塁打
 初日は1回戦1試合を行い、郡山が11―9で安積に勝利、両校合わせて27安打が飛び交った乱打戦を制して2回戦に進出した。郡山が1点を追い掛ける4回1死一、三塁。大槻丈朗(3年)が左中間に放った同点の適時二塁打が、安積に傾きかけた流れを引き戻した。
 放射線の影響から校庭での練習時間に制限を設け、例年より少ない時間の中で練習に励んできた。大槻は「練習不足を言い訳にしたくない」と地道に自主練習を重ね、不足を補ってきた。逆転した4回以降も続いた激しい打撃戦。気を抜けない展開の中、再び空気を変えたのも大槻の一打だった。1点リードの7回1死二塁、左中間への三塁打を放ち、三塁上から仲間へ向け大きなガッツポーズを見せた。
(2011年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)

       >>>> 《 7月14日の試合結果 》
◎―― 開成山球場 ――◎
      郡山が乱打戦制す 地元勢対決、安積涙のむ
 ▽1回戦
安積
0
1
2
0
0
3
1
2
0
9
郡山
1
1
0
3
1
2
2
1
×
11
                                            
 

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