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「グラウンド」放射線量を監視 大会運営は異例ずくめ

 第93回全国高校野球選手権福島大会で県高野連など主催者は13日、会場となった郡山市の開成山球場で放射線量の測定など異例ずくめの運営体制を敷いた。
 午前6時30分。大会運営の2人が球場内の放射線量測定を始めた時から、大会は静かに動きだした。ホームベース、外野の芝生、ベンチ前など5カ所の高さ50センチで測定した。芝生の上で最大値2.2マイクロシーベルトを計測したものの、試合中止基準の3.8マイクロシーベルトを下回り、「基準値を超えることなく、開催できたことにほっとしている」。宗像治県高野連理事長は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
 会期中は毎朝、各球場で放射線量の測定を実施。測定結果は各球場の正面玄関に張り出して周知を図る。開会式にも対策は及び、1校ずつグラウンドを1周する入場行進の形式を変更、全校整列した外野から1校ずつホームベース側に行進する形式とし、時間を短縮して少しでも放射線量の影響を少なくしようと配慮する苦心の跡が見えた。
(2011年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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