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浪江が手堅く「夏1勝」 足で“一発”一気に本塁
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【浪江―湖南】1回裏浪江2死三塁、佐藤大が先制の2点本塁打を放つ=開成山球場
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外側に逃げる低めの直球。待っていたと言わんばかりに浪江の佐藤大悟(3年)が振り抜くと、二塁手の頭上をライナーで越え、試合の流れを決定づけるランニング本塁打となった。
初回2死三塁、佐藤は低めの初球を冷静に選球。一呼吸置き、3球目を振り抜いた。打った瞬間の気持ちを「上げてしまったという感じ」だったと振り返る。
佐藤の気持ちをいい意味で裏切った打球は飛距離を伸ばし、右中間を突き破った。三塁走者は余裕の生還。先制点に沸くベンチを横目に、佐藤は走塁の足を止めなかった。相手守備はもたつく。三塁に達した時、コーチャーのサインは「ゴー」。一層足に力を込め、一気にホームに滑り込んだ。チームを勢いづける一打だった。
「ホームランになるとは思わなかった。チームの勝利に貢献できてうれしい」と胸を張り、笑みをこぼした。
(2011年7月15日 福島民友・高校野球ニュース)
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