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聖光学院、好守そつなし エース・歳内が15K完封

聖光学院、好守そつなし エース・歳内が15K完封

【聖光学院―いわき光洋】2安打に抑え、15奪三振で完封した聖光学院のエース歳内=開成山球場

 郡山市の開成山球場で26日、開かれた第93回全国高校野球選手権福島大会第9日は、準決勝で大会史上初の5連覇を目指す第1シード聖光学院が初の決勝進出を目指したいわき光洋を5―0で退け、決勝に駒を進めた。残る準決勝第2試合の小高工―須賀川は雨天ノーゲームで順延、27日に決勝進出を懸けて戦う。
 聖光学院は得点圏に走者を置いて長打を放つ勝負強い打撃を見せ、犠打飛の機動力も駆使して得点を重ね、効率よく攻めた。エース歳内宏明(3年)が6四死球を与えながらも被安打2、15奪三振の完封で付け入る隙を与えなかった。残る準決勝で小高工は初めて、須賀川は41年ぶりの決勝進出を狙う。

 聖光学院・川合、成長実感の3打点
 継投でつなぐいわき光洋の必勝パターンを崩す。ここに聖光学院の力は注がれた。放った長打は4本。その全てを4回までに集中させた。「できるだけ早くスイッチさせたかった」。斎藤智也監督の思い描く展開に持ち込んだナインに決勝への切符が与えられた。
 「いかに1点を取るかにこだわった」。斎藤監督は打率5割を超える福田瑛史(3年)に変え、バットコントロールのうまい芳賀智哉(3年)を4番に据えた。その期待に応え、芳賀が初回に適時三塁打で打線に火を付けると、その火は8番川合祥太朗(2年)のバットに移った。
 「レギュラー争いをするうちに精神的な成長もあったかもしれない」。成長を実感する川合は適時二塁打をはじめ、3打点の活躍を見せ、いわき光洋のエース遠藤将大(3年)を4回でマウンドから降ろすことに成功した。
 そして、守備。エース歳内宏明(3年)がマウンドでほえる。「いかに大事な場面で三振を取るか」。身上を心に刻むエースは15奪三振で与えたヒットは、わずか2本。序盤に制球に苦しみながらも、要所でいわき光洋の前に立ちふさがった。投打の歯車がかみ合う聖光学院。5連覇という前人未踏の頂上へ死角は見えない。
(2011年7月27日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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