伊達物産からの差し入れの空揚げを食べる部員ら

　大会史上初の５連覇で夏の甲子園出場を決めた聖光学院ナインにパワーを蓄えてもらおうと、伊達市梁川町の伊達物産は３０日、同市の同校グラウンドを訪れ、伊達ハーブ鶏を使った空揚げを振る舞った。
　震災の影響を受けながらも偉業を成し遂げたナインを祝福し、さらに「パワーの源にしてもらおう」と、軟らかさが自慢の同社製空揚げを差し入れた。清水建志副社長と同校ＯＢの丹野駿さん、中木悠太さんが訪れ、激励の言葉とともに、部員全員分の４４箱を差し入れた。
　「おいしい激励」に、引き締まった表情で練習していた部員も思わず笑顔。清水副社長は「甲子園では全員が大きく羽ばたいてほしい」と、空揚げの効果に期待していた。
（２０１１年７月３１日　福島民友・高校野球ニュース）