初戦突破から一夜明け、負傷した左手でガッツポーズする福田＝大阪市

　日南学園戦の打撃妨害で左手首を負傷した捕手福田瑛史（３年）。病院で打撲と診断を受け、骨に異常はなく、２回戦に出場できる。
　試合の最後までエース歳内宏明（３年）の投球を受けるために、ベンチでは腕を冷やして、痛み止めの薬を服用していたことを明かした。
　負傷しながらも「自分よりも歳内の方が精神的につらかったはず」とエースを思いやり、「次はもっと楽に投げさせたい」と頭を切り替えた。
（２０１１年８月８日　福島民友・高校野球ニュース）