岩渕会長（右）から表彰状の伝達を受けた福島主将（中央）。左は川村監督

　第８３回選抜高校野球大会（来年３月２３日から１２日間・阪神甲子園球場）の２１世紀枠候補校として、県高校野球連盟（高野連）が推薦した原町高野球部に２４日、表彰状が贈られた。
　福島市で行われた伝達式には原町高の福島雄飛主将（２年）と川村智監督が出席。県高野連の岩渕賢美会長が福島主将に表彰状を手渡した。宗像治県高野連理事長、笹子靖毎日新聞社福島支局長が同席した。
　岩渕会長は「部員が少ない中、夏と秋の大会で健闘した選手の姿が甲子園に出したいという気持ちにさせた」とあいさつ。福島主将は「甲子園ですがすがしい風を吹かせられるようにこれからも練習に励みたい」と語った。
　原町高は２００１（平成１３）年以来２度目の推薦。甲子園出場経験はないが、秋季県大会でベスト４と躍進した。１、２年生の部員が１９人と少ない部員数の中での健闘も評価され、今月１０日の県高野連理事会で２１世紀枠県候補校に推薦された。
　今後は全国９地区で候補を１校に絞り込み、１２月１５日に各地区の最終候補校を発表。この中から、来年１月２８日の選考委員会で選抜大会に出場する３校が決まる。
（２０１０年１１月２５日　福島民友・高校野球ニュース）