双葉、原町、相馬農が「相双福島」で秋季大会出場
県高野連は11日、原発事故の影響による選手の転校などで部員不足に陥った双葉、原町、相馬農3校による連合チームの秋季大会相双支部予選への出場が日本高野連から認められたと発表した。
3校はチーム名「相双福島」として出場する。監督を務める田中巨人双葉高教諭は「出場が認定されるのを心待ちにしながら練習していたのでほっとした。3校とも部員数は少ないが、部は存続しているということを大会を通してアピールしたい」と意気込む。
相双支部予選には、このほか、夏の福島大会に連合チーム「相双連合」として参加した双葉翔陽が単独で出場するのをはじめ浪江、相馬、相馬東、小高工、新地の計7チームが出場する予定。富岡は部員がいなくなったため秋季大会は不出場となる見込み。
日本高野連は、学校が統廃合された場合などに限り連合チームでの大会参加を認めていたが、東日本大震災の特例措置として、やむを得ず部員数が減少した学校同士が連合チームとして大会に参加することを認める方針を示していた。
(2011年8月12日 福島民友・高校野球ニュース)
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