【学法福島―学法石川】７回を被安打１で完封した学法福島のエース谷地＝鶴沼球場

　学法福島のエース谷地哉耶（２年）は、７回で被安打１の圧巻の投球で学法石川打線を沈黙させた。「打たれるのは当たり前と思って全力で投げ続けた」。野手陣への信頼が好投を引き出した。
　先発した１回戦で打球が左側頭部に当たるアクシデントに遭ったが、精密検査で異常がなかったことから先発のマウンドへ。「行く気満々だった」との言葉通り、切れ味鋭い変化球と直球のコンビネーションで凡打の山を築き、付け入る隙を与えなかった。
（２０１１年９月２０日　福島民友・高校野球ニュース）