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聖光ナイン、「センバツ」で雪辱を 試合ごとに確かな成長

聖光ナイン、「センバツ」で雪辱を 試合ごとに確かな成長

初優勝を阻まれ、泣きながらベンチに引き揚げる聖光学院ナイン=こまちスタジアム

 秋田市のこまちスタジアムで12日、行われた第64回秋季東北地区高校野球大会最終日の決勝。本県第1代表の聖光学院は1―3で青森県第1代表の光星学院に敗れたものの、来春の「センバツ」への出場をほぼ確実にする接戦を演じた。それでも試合終了後、グラウンドでむせび泣きながら、「悔しさしかない」と吐露した聖光学院ナイン。来春に向け、敗戦を糧にした歩みが始まる。
 「プライドを持って歩いてきたからこその光景。甘い心があれば、あのようにはならない」。斎藤智也監督は、涙に暮れる選手の心の内を代弁した。甲子園でエースとして活躍した歳内宏明さん(3年)ら個々の能力が高い先輩たちと比べて飛び抜けた存在はいないかもしれないが、「チーム力、人間力で戦う」と決意して臨んだ大会。目標を優勝チームに与えられる11月の明治神宮大会出場に定めて戦った。
 「神宮大会に絶対に行きたいという、強い気持ちで練習や私生活を送ってきた」と氏家颯俊主将(2年)。新チームの母体となる昨秋のBチーム結成からの歩みを振り返りながら、そのゴールにたどり着けなかった悔しさをにじませた。
 しかし、その歩みの一歩一歩は確かだ。スタンドで手にできたまめをつぶしながら大太鼓をたたき、声をからした先輩の芳賀智哉さん(3年)はエース岡野祐一郎投手(2年)に対し、「成長している。ランナーを出しながら粘り強く投げていた」とねぎらった。
(2011年10月13日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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