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「日本一の投手になりたい」 西武指名の佐藤投手
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ドラフトの指名あいさつに訪れた水沢スカウトと握手する佐藤投手(右)=29日午後、矢吹町・光南高
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プロ野球ドラフト会議で光南高の佐藤勇投手(3年)を5位指名した西武の水沢英樹スカウトは29日、矢吹町の同校を訪れ、指名あいさつした。佐藤投手は指名あいさつ後の会見で「被災地の方々に勇気を与えられるような日本一の投手になりたい」と、入団への思いをあらためて口にした。菅波智之監督によると、来月中に西武と仮契約する予定。
指名あいさつで水沢スカウトは佐藤投手に、渡辺久信監督の「ともに戦おう」とメッセージが書かれたドラフト会議のIDパスカードとサイン色紙を贈った。
指名あいさつ後の会見で佐藤投手は「少しずつ実感が湧いてきた。マウンドに立つためにしっかりとトレーニングに励みたい」と意気込みを示した。水沢スカウトは、佐藤投手について「体のバランスが良くマウンドに上がった時の立ち姿がいい。直球の角度、球質も素晴らしい」と高く評価。佐藤投手が憧れる同球団の菊池雄星投手のスカウトも担当。菊池投手と宮城県出身の岸孝之投手の名を挙げ「将来、被災地出身の3人でローテーションを担ってほしい」と期待を寄せた。
(2012年10月30日 福島民友・高校野球ニュース)
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