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“聖光野球”指導法語る 伊達で斎藤智也監督が講演
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講演する斎藤監督
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チームを春夏通算12度甲子園に導いた聖光学院高野球部の斎藤智也監督を講師に迎えた講演会は10日、伊達市の五十沢小体育館で開かれ、斎藤監督は「甲子園の心を求めて」と題し、「野球道」を極めることに主眼を置いた自身の指導法について語った。
五十沢自治会(佐藤徳治会長)と同講演会実行委員会(宍戸弘行委員長)の主催。勇気と感動を与えてくれる聖光野球の原点をさまざまな分野で生かそう―と、数年前から講演依頼を続けていた。
斎藤監督は昨年の第9回AAAアジア野球選手権大会日本代表のコーチに就任し、甲子園での優勝経験もある名将からさまざまなことを学んだことに触れ、「センバツに出た後の夏の大会こそチームづくりが難しい。選手に慢心や達成感が生まれるからで、そうならないようにチームづくりをしている」と語った。
また、斎藤監督は「技術うんぬんより自分の生き様が打球に表れると教えている。野球人生を懸けてバットを振るぐらいでなければならないし、それができれば、物事に動じない心が持てるのでは」と、謙虚な心や他人のことを考える気持ちが大切と持論を語った。
(2012年11月14日 福島民友・高校野球ニュース)
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