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学法石川、粘り最後まで エースの窮地、継投で救う

学法石川、粘り最後まで エースの窮地、継投で救う

【聖光学院―学法石川】4回表聖光学院1死二塁、学法石川のエース松本(中央)からマウンドを託される佐藤(左)=あづま球場

 4回1死二塁。この回4点を失った学法石川のエース松本匠(3年)はそれでもなおもピンチに立たされていた。窮地のエースを救ったのは佐藤佑樹(3年)、蛭田稔真(2年)ら控え投手の粘りの継投だった。
 大会注目の松本は2回に聖光学院打線につかまり、4回も制球難と連打で失点を重ねた。大黒柱からマウンドを引き継いだ佐藤は2安打を浴びて失点したが、続く5、6回は無失点で切り抜けた。「匠一人では厳しい展開だった。リズムをつくり直したかった」と佐藤。相手打線に対して、思い切り腕を振った。7回に佐藤からバトンを受けた蛭田も「全力で投げてこい」と松本から背中を押され、7回に1点を失いながらも果敢に内角を攻め、王者にひるむことはなかった。
 8回、死球と安打で無死一、二塁となった場面で、再び松本が左翼からマウンドに戻った。2人の奮闘を見ていた松本は「最後は自分で締めるしかない」と奮起。失策で2点は与えたが、併殺と三振で後続を断ち、エースの意地を見せた。
 「マウンドはグラウンドで一番高い所。そこに登る人間がチームを引っ張っていかなければならない」と松本。次期エース候補の蛭田や2年生捕手の丹治徹朗に「絶対にいいバッテリーになる。甲子園にチームを導いてほしい」と夢を託した。
(2012年7月28日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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