打撃練習で快音を響かせるナイン＝大阪府・大商大堺高

　８日に開幕する第９４回全国高校野球選手権大会（１５日間・甲子園）の組み合わせ抽選会が５日、大阪市の大阪国際会議場で４９代表校が参加して行われ、３回戦までの組み合わせが決まる。東西対決方式をとらないフリー抽選だが、２校が出場する北海道と東京は初戦で顔を合わせないように振り分ける。準々決勝の組み合わせ抽選は大会第１１日、準決勝の抽選は大会第１２日のそれぞれ第１試合終了後に行う。
　聖光学院ナインは４日、大阪府堺市の大商大堺高グラウンドで打撃練習を中心に汗を流した。
　練習は正午からの約２時間にわたり、３カ所に分かれて左右の投手とマシンを使って行った。エース岡野祐一郎（３年）ら投手陣は変化球を交えた投球練習を行い、フォームを確認した。
　５日は練習後に組み合わせ抽選会に臨む。氏家颯俊主将（同）は「初戦は避けて、大会第３、４日目を狙いたい」と話した。
（２０１２年８月５日　福島民友・高校野球ニュース）