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2年生4番・園部、バックスクリーンに豪快な一発

2年生4番・園部、バックスクリーンに豪快な一発

【浦和学院―聖光学院】1回裏聖光学院1死一、三塁、園部が中越えに先制3ランを放つ。投手佐藤、捕手林崎=甲子園

 観客の度肝を抜く打球がバックスクリーンに飛び込んだ。1回、4番園部聡(2年)が放ったライナー性の打球は、中堅手の上空を一瞬に越えた。
 「序盤はエンドランなどで大胆に攻め、4、5番につながれば面白いと思っていた」。斎藤監督の振るったタクト通りに、2番平野と3番長井が見事なヒットエンドランで好機を広げた。先制点を狙える絶好の場面で、本塁上に閃光(せんこう)が走った。カウント2ストライクと追い込まれた園部は、外角高めの直球を振り抜いた。「変化球を待っていたが、うまく反応することができた」。持ち味の機動力でつかんだ先制点への期待が、園部のバットに乗り移った瞬間だった。高校通算24本目、公式戦は4本目となる本塁打。監督の期待にきっちりと応えた。
 昨年秋から4番を任せられ、4年ぶり3度目の選抜大会出場に貢献。しかし、2回戦の横浜戦で見逃し三振、失策と悔しさを味わった。その悔しさを猛練習で力に変え、配球を呼んでバッターボックスの立ち位置を変えるなど、工夫を凝らす主軸に成長した。
 ベンチ入りメンバーで唯一の2年生。熱く燃えた3年生との夏は終わってしまった。「もっと長く3年生と甲子園で戦いたかった。また戻ってきて借りを返し、3年生ができなかったことをしたい」。その言葉の意味を自身のプレーで表現するつもりだ。
(2012年8月18日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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