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左翼・斎藤、本塁に好返球 3回のピンチで追加点防ぐ
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【浦和学院―聖光学院】3回表浦和学院2死二、三塁、左翼斎藤が緑川の左前打で本塁突入した二走西岡を好返球で捕殺。捕手長井=甲子園
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3回2死二、三塁のピンチで放たれた左前打。定位置より前で構えていた左翼手の斎藤湧貴(3年)は、キャッチャーミットへ一直線に入る好返球で二走を本塁で憤死させ、追加点を防いだ。
昨年からレギュラーを務め福島大会まで定位置の中堅を守った。しかし、右翼から左翼に吹く甲子園の浜風対策として、守備範囲の広さを買われて1回戦から左翼に入り、期待に応えた。
昨夏の甲子園はスクイズを失敗した。斎藤智也監督は「大きな十字架となっていたようだ」と話したが、甲子園への長い道のりを経て、一回り成長した斎藤にトラウマはなかった。
斎藤は「打撃での迷い、怖さを感じる弱い自分はいなかった。悔いはない」と下を向くことなく、最後の夏を終えた。
(2012年8月18日 福島民友・高校野球ニュース)
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