第８４回選抜高校野球大会の出場校は２７日、大阪市で開かれる選考委員会で決まる。昨年１０月に秋田市で開かれた第６４回秋季東北地区高校野球大会で準優勝した聖光学院は、出場が確実視されている。出場が決まれば４年ぶり３度目の出場、県勢としては１６度目の出場となる。
　聖光学院は秋季東北大会決勝で、青森県第１代表の光星学院に敗れたものの、エース岡野祐一郎（２年）は８安打を浴びながら自責点０、防御率０．００という粘り投球を見せ、１―３の接戦を演じた。
　また、昨年１１月の明治神宮野球大会高校の部で、秋季東北大会の優勝校・光星学院が初優勝した。これにより、東北地区の出場枠は「神宮大会枠」を一つ加えた三つとなったことからも、出場は確実とみられる。
　大会は３月２１日から１２日間、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。
（２０１２年１月２６日　福島民友・高校野球ニュース）