選考委員からの吉報を待つ聖光学院ナイン

　第８４回選抜高校野球大会（３月２１日から１２日間・阪神甲子園球場）の出場校３２校を決める選考委員会は２７日、大阪市で開かれる。県勢は昨年秋の東北大会で準優勝した聖光学院の選出が確実視されている。出場が決まれば４年ぶり３度目、県勢としては１６度目となる。
　選考委員会を翌日に控えた２６日、聖光学院ナインは伊達市の同校グラウンドで吉報を待ちながら打撃とランニングを中心とした練習を行い、掛け声とバッティングの快音を響かせた。
　エース岡野祐一郎（２年）は「選抜大会に選んでもらえればうれしい」と話し、黙々と練習に励んだ。練習を見守る斎藤智也監督は「過去２回と違い、今回は確定だろうという信念がある。選抜でいいパフォーマンスを出せるよう練習に取り組んできた」と心境を語った。
（２０１２年１月２７日　福島民友・高校野球ニュース）