４年ぶり３度目のセンバツ出場を決め、喜びに沸く聖光ナイン＝伊達市、聖光学院野球場

　第８４回選抜高校野球大会（３月２１日から１２日間・阪神甲子園球場）の出場３２校を決める選考委員会は２７日、大阪市で開かれ、昨秋の東北大会で準優勝した本県の聖光学院が東北地区代表として４年ぶり３度目の出場を決めた。昨夏に続く２季連続の甲子園となる。
　県勢の「センバツ」出場は４年ぶり１６度目。組み合わせ抽選会は３月１５日、大阪市で行われる。
　東北地区からは聖光学院をはじめ、昨秋の東北大会で優勝した光星学院（青森）、ベスト４に進出した花巻東（岩手）、２１世紀枠で石巻工（宮城）が選出された。東北地区からの４校出場は２００４（平成１６）年の第７６回大会以来、２度目となる。
　聖光学院には、大会本部から午後３時すぎ、新井秀校長に電話で出場決定の知らせが届いた。
　聖光学院はセンバツで初出場した２００７（平成１９）年の第７９回大会の１回戦で市川（兵庫）に２―４で惜敗。連続出場の第８０回大会では、初戦の２回戦で優勝した沖縄尚学（沖縄）に接戦の末、０―１で敗れた。今回は東日本大震災の被災地代表としての期待も担い、センバツ初勝利を目指す。
（２０１２年１月２７日　福島民友・高校野球ニュース）