聖光ベンチ入りメンバー決定 伝統の全員野球健在
聖光学院のベンチ入りメンバーが14日、発表された。
投手陣は昨秋の登板7試合ですべて完投し、防御率0.15を記録した右腕、岡野祐一郎(3年)が中心。冬は走り込みやスクワットを精力的にこなし、カーブの習得にも取り組んだ。抜群の制球力と気持ちを前面に出す投球が持ち味。このほか、佐久間悠次(2年)、左腕の飯高星哉(3年)が控える。
打線は秋の1番、斎藤湧貴(3年)がけん引する。初球から振り抜く積極性と勝負強い打撃が魅力。昨秋、1年生で4番を務めた園部聡(2年)には長打の期待が懸かる。
走力も大きな武器となる。斎藤、安西聡(3年)、関根涼(同)、平野雄馬(同)ら50メートル6秒台前半の選手を4人擁する。また、9試合で8失策と守りも堅く、伝統の全員野球で勝利を呼び込む。
(2012年3月15日 福島民友・高校野球ニュース)
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