野球部に託された「不動心」の折り鶴

　野球、ブラスバンド部員や生徒、保護者ら聖光学院の応援団一行約２００人は２５日夕、センバツ初勝利の後押しを誓い、伊達市の同校などから阪神甲子園球場に向けて出発した。
　計５台のバスに乗り込み、応援に使う選手の名前が入ったボードやメガホンなども積み込んだ。出発を前に生徒会（盛藤祐也会長）は、１６８０羽の鶴で野球部が掲げる「不動心」の文字を浮かび上がらせた千羽鶴を野球部に託した。山口拓真書記長から千羽鶴を受けた陸広明さんは「グラウンドと同じ気持ちで戦う」と力強く語った。
　一行は、夏の甲子園とは違って日程が詰まっていることもあり、鳥羽に勝てば学校に戻らず連泊になる。
（２０１２年３月２６日　福島民友・高校野球ニュース）