【聖光学院−鳥羽】６回裏聖光学院２死二塁、京田の中前打で二走安西が生還し先制。捕手北川＝甲子園

　兵庫県西宮市の甲子園球場で２６日、１回戦３試合が行われた選抜高校野球大会第５日。東北地区代表で４年ぶり３度目の出場の聖光学院は鳥羽（京都）に２―０で快勝して「センバツ」初勝利、県勢として第７２回大会の福島商以来、１２年ぶりの初戦突破を果たした。大会第８日の２９日、２回戦第２試合（午前１１時３０分開始予定）で横浜（神奈川）とベスト８進出を懸けて対戦する。
　聖光学院は６回１死から、安西が左中間を破る二塁打で出塁。２死後、京田が中前にはじき返し、二走安西が生還、先制した。７回には、先頭の岡野が右前に運び、犠打と四球で２死一、二塁から園部が中前打を放ち、加点した。
　エース岡野は、切れのいい直球と変化球をコーナーに投げ分け、散発２安打で完封。テンポの良い投球で６回を除き、三塁を踏ませず、勝利に導いた。
　大会第６日（２７日）の第１試合で出場３２校がすべて登場し、第２試合から２回戦に入る。
（２０１２年３月２７日　福島民友・高校野球ニュース）