聖光学院のセンバツ初勝利に喜びを爆発させる応援団＝甲子園一塁側アルプススタンド

　一塁側アルプススタンドには、本県や地元から５００人を超える大応援団が駆け付け、大声援で勝利を後押しした。
　６回に京田世紀選手（３年）が適時打を放つと、父裕彦さん（４９）は「これで盛り上がる。よくやった」。いわき市勿来町出身の園部聡選手（２年）が７回に適時打で加点すると、母知子さん（５２）は「被災を吹き飛ばすプレー。大役を果たしてくれた」と満面の笑みでたたえた。
　近畿地方の本県関係者も駆け付け、箭内一関西県人会長（７０）は「福島の子どもが活躍する姿は、復興への希望になる」と奮闘をたたえた。
（２０１２年３月２７日　福島民友・高校野球ニュース）