横浜戦に向け斎藤監督（手前中央）から指示を受ける聖光学院ナイン＝兵庫県・津門中央公園野球場

　第８４回選抜高校野球大会第５日１回戦で、近畿地区代表の鳥羽（京都）を２−０で破り、出場３度目で「センバツ」初勝利を手にした東北地区代表の聖光学院は２７日、兵庫県西宮市の津門中央公園野球場で練習を行い、大会第８日の２９日に行われる２回戦・横浜（神奈川）戦に備えた。
　甲子園での勝利から一夜明け、ナインたちは精力的に練習メニューに取り組んだ。
　トレーナーの指導の下、約１時間かけたウオーミングアップで体を温め、野手と投手陣に分かれて汗を流した。２安打完封の投球で勝利に大きく貢献したエース岡野祐一郎（３年）はランニングやキャッチボールで調整を図った。野手陣はレギュラーや控え組に分かれ、逆方向への打球を意識した打撃練習を実施、横浜戦のポイントとなる変化球への対応を確認した。
　２８日は午前１１時から、大阪府豊中市の豊中ローズ球場で練習を行う予定。
（２０１２年３月２８日　福島民友・高校野球ニュース）