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夏の再挑戦誓う 聖光・氏家主将「成長し戻る」
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【横浜―聖光学院】ベンチ前に並び横浜の校歌を聞く聖光学院ナイン=甲子園
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聖光学院ナインが胸に刻み込んだ新スローガン「創造」のさらなる体現は夏に持ち越された。阪神甲子園球場で29日に行われたセンバツ高校野球の2回戦聖光学院―横浜(神奈川)戦。聖光は1―7で敗れ、県勢として12年ぶりの8強はならなかった。しかし、氏家颯俊主将(3年)は「一回り成長して、また夏に甲子園に戻ってきたい」と夏の再挑戦を固く誓った。
「どこかで越えなきゃいけない歴史の壁がある。自分たちの意志で新たな歴史をつくるんだ」。何度もミーティングを重ね、1月中旬に新スローガン「創造」を掲げてセンバツに乗り込んだ聖光ナイン。初勝利をつかみ、次の対戦相手が横浜と決まった時、氏家主将は「必ず乗り越える」と強豪の壁を越えることを誓った。聖光にとって神奈川県勢は一度も勝ったことがない鬼門。横浜にも2008(平成20)年夏に1−15で敗れていた。遠征のバスの中、横浜と対戦した時のビデオ見ながら、ナインは雪辱のイメージを膨らませてきた。
試合は横浜の好打にじりじりと点差を広げられる苦しい展開。それでもナインは、9回裏に最後の打者が倒れるまで逆転を信じ、アルプスの応援団も最後まで声を枯らし応援を続けた。
(2012年3月30日 福島民友・高校野球ニュース)
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