大阪桐蔭がセンバツ初制覇 光星学院Vならず
第84回選抜高校野球大会最終日は4日、甲子園球場で決勝を行い、2年ぶり5度目出場の大阪桐蔭が7―3で昨夏準優勝の光星学院(青森)を下して初優勝した。
東北勢は春夏通じて9度目の決勝進出も初の甲子園制覇はならなかった。
大阪桐蔭は1991年、2008年の夏に続く3度目の甲子園制覇で、大阪勢の選抜大会優勝は1993年の上宮以来。大阪勢は47都道府県で単独最多の春夏通算19度目の優勝となった。
夏の東北勢に期待 県高野連の宗像理事長
県高野連の宗像治理事長は「東北勢としては残念な結果になったが、間違いなく優勝は手の届くところにきている。優勝するのは時間の問題だと思っている」と話し、本県をはじめとする東北勢の夏の甲子園での活躍に期待を込めた。
宗像理事長は1971(昭和46)年に夏の甲子園で準優勝した磐城の中堅手。宗像理事長は「東北勢が甲子園でベスト8に入るのは当たり前の時代。聖光学院や花巻東など優勝する力を備えているチームがある。県内の選手も刺激を受けていると思う。春季大会を楽しみにしている」と話した。
(2012年4月5日 福島民友・高校野球ニュース)
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