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 ▽2回戦
尚志
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聖愛
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                                            (7回コールド)
尚志、流れつかめず “勝利への執念”前面も涙

尚志、流れつかめず “勝利への執念”前面も涙

【尚志―聖愛】7回尚志1死、石原が初安打となる内野安打を放つ、捕手根深=青森市営野球場

 東北大会初出場の尚志は2安打完封、7回コールド負けと手痛い敗戦となったが、7回に中軸の石原舜也(3年)と吉田圭佑(同)が気を吐く連続安打を放ち、意地を見せた。
 6回まで無安打に抑えられていた尚志打線。先頭が三振に倒れた7回1死、石原は高めの直球をたたきつけて内野安打。「つなぎの打撃を心掛け、気持ちで打った」と石原。アウトにはなったが、果敢に二盗を狙うなど、勝利への執念を前面に押し出したプレーを見せた。続く吉田もカウント1−3から左前に運んだ。吉田は「力負けしたくなかった」と一打に込めた思いを語った。
 しかし、試合結果は課題が残った。1回に先制点を許し、投球に焦りが出た吉田は「自分を信じて投げることが出来なかった」と悔やんだ。県大会では走者を抱えても内角を鋭くえぐる投球で、ピンチを乗り越えてきた。甘く入った球を逃さない聖愛打線から東北大会のレベルの高さを肌で感じとった。吉田は「体力面と変化球のコントロールを強化し、どんな場面でも自分のリズムで投球できるようにしたい」と前を向いた。
(2012年6月8日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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