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「相馬福島」3校のうち原町は春季大会から単独出場へ

 7日に行われた県高野連理事会では、県内公式戦の出場条件について、9人以上の部員が所属する高校は単独チームでの出場を求めることを確認した。このため昨年秋から連合チーム「相双福島」をつくる双葉、原町、相馬農の3校のうち、現時点で部員9人が所属する原町は春季大会から単独チームで出場する見通しとなった。
 原町以外の部員数は双葉5人、相馬農4人。原町の単独出場が正式に決まれば、双葉、相馬農の両校が他校との連合チーム結成を目指す動きも出てくると見られる。
 相双福島の管野秀一監督(原町)は「来春に向けて相双福島として練習していた。気持ちの整理がつかないが、選手と保護者に説明しなければならない」と語った。
 今年の秋季大会では9人未満の高校でつくる連合4チームが新たに結成されたが、連合チームが多く出場する状況を受け、連合チームを結成する際の部員数の基準を明確化することが懸案事項となっていた。
 県高野連の宗像治理事長は「他校とのバランスの問題があった。理事会の中では葛藤もあり苦渋の決断だった」と説明した。
(2012年11月8日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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