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白河が19年ぶりベスト4 「努力の人」河野が連続完封
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【日大東北―白河】3回裏白河2死三塁、渡辺の左前打で三走河野(左)が決勝点となる本塁を踏む=いわきグリーンスタジアム
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白河が19年ぶりに4強の扉をこじ開けた。箭内寿之監督が「たたき上げ。努力の人」と評するエース河野悠樹(2年)が決勝のホームを踏み、2試合連続の完封。夏の福島大会はベンチ外だった大黒柱が投打に躍動し、東北大会出場にチームを大きく前進させた。
「投球を修正したかった」と、味方の攻撃の間もほぼ休まずベンチ前でキャッチボールを続けた。その姿は練習用のTシャツに書き込むモットー「休み時間なし」の言葉そのもの。エースナンバーの責任を果たすため河野は黙々と投げ続けた。
入学後にキャッチャーを経験し、投手に転向した。自分の「生きる道」を探すため現在の上手をはじめ、横手、下手と、ほぼ全ての投球フォームを試みた。この日は担ぎ上げるように右腕を振り下ろすフォームから、左打者へのスライダーが小気味よく決まった。
「エースの責任を感じて投げ続けるだけ」。苦労人の新エースは、準決勝でもしっかり役割を果たすつもりだ。
(2012年9月23日 福島民友・高校野球ニュース)
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