【光南―聖光学院】８回表光南２死、必死のヘッドスライディングも内野ゴロに打ち取られ一塁ベースに膝をつく代打草野＝いわきグリーンスタジアム

　光南の４番大平龍之介（２年）が７回に放った打球は「ヒットかと思った」が三塁手の失策。聖光学院のエース石井成（１年）の投球術の前に快音を響かせることができず、大平は唇をかんだ。
　８回には代打の草野拓弥（２年）、９回には畠山晃樹（同）がそれぞれ内野ゴロを放ち、一塁ベースにヘッドスライディングで飛び込んだが、及ばなかった。
　「自分たちの技術のなさを認めつつ、このままで終わりたくない」と菅波智之監督。「不名誉な結果は、きっと選手たちが変えてくれる」と雪辱を誓った。
（２０１２年９月２５日　福島民友・高校野球ニュース）