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▽準決勝
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聖光学院、センバツ有力 9回に劇的サヨナラ
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【盛岡大付―聖光学院】9回裏聖光学院2死三塁、八百坂の右前打で三走石井(1)がサヨナラのホームイン。喜びに沸く聖光学院ナイン=あづま球場
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第65回秋季東北地区高校野球大会第4日は8日、福島市のあづま球場で準決勝2試合を行い、本県第1代表の聖光学院は5―4で盛岡大付(岩手第1代表)に9回サヨナラ勝ちを収め、2年連続4度目の決勝進出を決めた。同時に来春の選抜高校野球大会への2年連続出場も有力となった。選抜出場が決まれば、2011(平成23)年の夏から4季連続での甲子園出場になる。聖光学院は9日、初優勝を懸けて仙台育英(宮城第1代表)との決勝に臨む。仙台育英は準決勝で酒田南(山形第1代表)を10―1の7回コールドで下した。決勝は午前10時開始予定。
八百板が決めた!“甲子園への道”切り開く
9回に劇的な幕切れが待っていた。2死三塁から八百板飛馬(2年)が放った打球は、ナインの思いを乗せて一、二塁間を破った。歓喜の輪が広がる中で、八百板は涙ながらに激戦を制した仲間と抱き合い、勝利の喜びをかみしめた。
春の大会までは投手だったが、打撃センスを買われて野手に専念。「エースになりたかった」と投手への思いは強かったが、「投げられない分をバットで貢献しよう」と気持ちを切り替え練習に励んだ。
同点で迎えた9回。その石井が左前にぽとりと落ちる安打を放ち、最高の舞台を整えた。前日までの4番から3番に打順が変更された八百板は「ベストスイングをしてこい」と、斎藤智也監督と横山博英部長から送り出された。八百板は2球目の低めのボールをフルスイング。監督らの言葉を実践し、4季連続の甲子園への道を切り開いた。「石井が抑えてくれていた。その分も打ちたかった」。中軸打者の役割を果たし、目を真っ赤にした八百板は胸を張った。
(2012年10月9日 福島民友・高校野球ニュース)
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