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聖光学院野球部に「エコボール」 南相馬のビーンズ届ける
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聖光学院高野球部に「エコボール」を届けた施設利用者ら
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高校の野球部などの練習で破れたボールを修繕する「エコボール」に取り組む南相馬市鹿島区の自立研修所ビーンズ(郡信子所長)は4日、初めて注文を受けた伊達市の聖光学院高に「エコボール」200個を届けた。
施設利用者8人が、同校野球部が練習するグランドを訪れ、部員らにボールを手渡した。高野光輝主将は「いろいろな人に支えられていることに感謝し、大切に使いたい」と話した。引き渡しの後には、部員らと施設利用者がキャッチボールやバッティングなどで交流した。
同施設の北畑尚子主任によると、ボールの修繕には1個約1時間かかるといい、全部仕上げるのに約2カ月を費やした。同施設利用者の桜井恵子さん(52)は、「ボールを縫うのは難しかった。大切に使ってほしい」と話した。同校野球部は、今後も同施設にボールの修繕を依頼し、交流を続けることにしているという。横山博英部長は「部員に物のありがたさを感じてもらいたい」と話している。
(2013年12月6日 福島民友・高校野球ニュース)
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