第９５回全国高校野球選手権福島大会（７月１１日開幕）の組み合わせ抽選会は２０日、郡山市で開かれる。今大会は昨年より１校多い８８校、８３チームが出場。初出場のチームもある中、東京電力福島第１原発事故により、いわき市のサテライト校で学校生活を送る双葉翔陽は部員の減少で、部存続の危機に直面しながら今大会に臨む。部員不足に伴う連合チームは過去最多の３チーム。一方、原町は連合チームから独立し、２年ぶりに夏の大会に挑む。大会まで３週間。残り少ない時間を惜しむように、球児たちは夢の甲子園を目指し練習に励む。
（２０１３年６月２０日　福島民友・高校野球ニュース）