> 高校野球ニュースTOP > 全国高校野球福島大会ニュース
|
原町、9回に再逆転 1番・青田本塁打、2年ぶり勝利呼ぶ
|
【岩瀬農−原町】9回表原町1死一塁、青田が中越えにランニングホームランを放ち、逆転のホームイン。捕手安田=いわきグリーンスタジアム
|
2年ぶりの夏の勝利へ向け、三塁コーチャーに制止されながら一気に本塁に突っ込んだ。原町の1番青田海斗(2年)が逆転の2点ランニング本塁打を放ち、開幕戦のヒーローになった。「中堅手から二塁手への返球が浮いていることを知っていた」。冷静な分析に基づく果敢な挑戦が、見事に逆転劇を呼び込んだ。
1点を追う9回1死一塁で打順が回った。「バントは全然考えていなかった。あの場面でバットで勝負できるのは、4番の西内(海斗)と青田ぐらい」。管野秀一監督から全幅の信頼を得ている青田が打席に向かった。
岩瀬農のエース菊地幸希(3年)は顔をゆがませながら、球威ある直球で押すタイプ。「直球が中盤以降浮いていたので、ずっと狙おうと思っていた。ちょうどいい高さだったのでバットを出した」。狙い通りの直球に青田のバットが反応した。真ん中高めの直球を振り抜くと、50メートル6.6秒というチーム1の俊足でダイヤモンドを駆け抜けた。ヘッドスライディングで本塁に到達し、力強くガッツポーズ。前走の田島拓実(1年)と共に喜びを爆発させた。「自分がチームを引っ張っていく」と青田。主将の殊勲打で2年ぶりの単独チームでの勝利。原町は最高のスタートを切った。
(2013年7月12日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|