> 高校野球ニュースTOP > 全国高校野球福島大会ニュース
|
葵、延長戦を制す 10回に1年・五十嵐が決勝のホーム
|
【須賀川桐陽−葵】延長10回表葵1死一、三塁、鍋島の三ゴロの間に三走五十嵐が勝ち越しのホームイン。捕手味戸=天狗山球場
|
「とにかく足でかき回したかった」。今大会初の延長戦となった10回、葵の五十嵐旬(1年)は貪欲に次塁を狙い、決勝点をもぎ取った。
死球で出塁した五十嵐は、続く渡部玲(2年)の三塁内野安打で一気に三進。さらに続く鍋島舜孝(3年)の三ゴロで本塁に生還し、チームに勝ち越し点をもたらした。途中出場ながら五十嵐は2得点。持ち味の走力を発揮し、チームを勝利に導いた。
「なかなか攻め手がなかった」(菅野京一監督)と話すように、葵は須賀川桐陽のエース金成勇輝(3年)の巧みな投球術の前に決め手を欠き、1度もリードを奪えなかった。「五十嵐ならなんとかしてくれるのではないか」。菅野監督は流れを変えようと五十嵐を抜てき。白いユニホームを泥だらけにして、五十嵐も監督の期待に見事応えた。この試合で葵の盗塁数は1。しかし、五十嵐のような記録に残らない次塁を狙う攻めの姿勢が、葵に勢いを与えそうだ。
(2013年7月13日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|