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保原がシード校撃破 学法福島、7回の6失点響く
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【学法福島―保原】第7シード学法福島を撃破し、2年ぶりに夏の大会で校歌を歌う保原ナイン=あづま球場
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秋と春いずれも県大会出場を逃していた保原が「格上」の第7シード学法福島との競り合いを制した。「相手は強い。『失うものはない』と逆に思い切りいけた」と、11安打を許しながら142球の粘投を見せたエース佐藤隆(3年)。ナインは挑戦者に徹した戦いぶりで4点差をひっくり返し、2年ぶりの初戦突破を果たした。
支部予選では県大会出場校と紙一重の争いを続けてきた。春の県北支部予選の準々決勝で今大会第2シードの福島東と対戦し、延長10回に4―5でサヨナラ負け。熊倉貴史監督は「延長戦の経験が多く、我慢強い。5、6点の勝負だと思っていた」とナインの接戦での強さを信じていた。
「俺たちはもっと上に行けると、ずっと思っていた」。エース佐藤は9回に1点差に詰む寄られても、常に低めの投球を心掛けた。左腕から繰り出す決め球のカーブ、チェンジアップで凡打に打ち取った。
グラウンドは震災による校舎の建て替え工事で仮設校舎、資材置き場と兼用。“占有スペース”は内野ほどと狭いが、その中で反骨魂を養った。佐藤は「この1勝で勢いに乗れる」と快進撃の始まりを宣言した。
(2013年7月15日 福島民友・高校野球ニュース)
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