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聖光、苦しんで4強 4−8から学石に逆転

聖光、苦しんで4強 4−8から学石に逆転

【聖光学院−学法石川】5回表聖光学院2死一、二塁、園部の中前打で二走石野が勝ち越しのホームイン。捕手丹治=平球場

 第95回全国高校野球選手権福島大会第8日は25日、いわき市の平球場と会津若松市のあいづ球場で準々決勝4試合を行い、ベスト4が決まった。第1シード聖光学院、第2シード福島東、第5シード小高工、第6シード日大東北が準決勝に進出した。
 7連覇を狙う聖光学院は10―9で第8シード学法石川との大接戦を制した。福島東は延長10回に勝ち越して、粘るノーシードの安達を退けた。
 小高工は8―0で第4シード光南に7回コールド勝ち。日大東北は3年ぶりの準決勝進出を狙った白河を下した。準決勝は27日、決勝は28日にいわき市のいわきグリーンスタジアムで行われる。

 聖光学院、県内公式戦90連勝 2番手・今「魂の投球」で鼓舞
 「自分(の心)が折れたらチームが負ける」。2回途中から緊急登板した聖光学院の左腕今祐也(3年)は常勝軍団の命運を一身に背負い、マウンドに立ち続けた。
 9回、最後の打者から見逃し三振を奪うと、その場に倒れ込み、涙を流した。「試合が終われば倒れてもいいと思った」。試合後に脱水症状で30分以上も動けない今の姿が、県内公式戦90連勝を遂げたこの試合がいかに壮絶で、追い詰められた試合であったかを物語った。
 「気持ちを表に出すようになり、相手に威圧感を与えるようになった。魂のこもった投球だった」。斎藤智也監督がたたえた今の全身全霊の投球がチームの窮地を救い、8連覇を目指すチームをよみがえらせた。
 今にマウンドを託したエース石井成(2年)は先輩左腕の熱投を目に焼き付け、自信を失いかけた心を奮い立たせた。「自分が打たれたのに先輩たちがチャンスをくれた。明日以降の結果で示したい」。傷ついたエースは自信と誇りを取り戻すため、先輩の必死のプレーに報いるため、準決勝のマウンドに向かう。
(2013年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)

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       >>>> 《 7月25日の試合結果 》
◎―― 平球場 ――◎
      聖光、苦しんで4強 学石2回、一挙6点
 ▽準々決勝
聖光学院
3
1
0
3
2
0
1
0
0
10
学法石川
2
6
0
0
1
0
0
0
0
9
                                            
      小高工コールド勝ち 光南エース八木沢「残念」
 ▽準々決勝
小高工
0
0
2
5
0
1
0
 
 
8
光南
0
0
0
0
0
0
0
 
 
0
                                            (7回コールド)
◎―― あいづ球場 ――◎
      日大東北が序盤に主導権 白河、悔しい12残塁
 ▽準々決勝
白河
0
0
0
0
1
0
1
0
1
3
日大東北
0
0
3
0
0
4
0
0
×
7
                                            
      福島東が延長戦制す 安達、追加点奪えず
 ▽準々決勝
10
福島東
1
0
0
0
0
1
0
0
0
2
4
安達
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
                                            (延長10回)
 

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