県内練習終え“いざ甲子園” 聖光ナイン、覚悟決める
1日、大阪入り前の最後の練習に臨んだ聖光学院ナイン。練習後、3年生はグラウンド整備後の球場で、それぞれの守備位置に寝ころんで、これまでの練習の日々を振り返り、甲子園に挑む覚悟を決めた。
主将の伊藤颯(3年)は「練習の時からさまざまな思い出がよみがえってきた。苦しいこともあったけれど、仲間と過ごした3年間はいい思い出だった」と振り返った。甲子園でエースナンバーを背負う今祐也(同)は「入学してから困難の連続だったが、最後までグラウンドで練習できたことはうれしい。甲子園でも全力投球したい」と笑顔を浮かべた。
斎藤智也監督は「選手は感謝の気持ちを込めて練習に取り組んでいた。国体への出場が決まればもう一度戻ってこられる」と話し、甲子園前の最後の練習を締めくくった。
(2013年8月2日 福島民友・高校野球ニュース)
|