25日、センバツ発表 聖光「区切り」へ黙々トレーニング
第85回選抜高校野球大会(3月22日から13日間・甲子園)の出場36校を決める選考委員会が25日、大阪市で開かれる。
第85回の記念大会のため出場校は例年より4校増。21世紀枠では、9校の候補校から1校増の4校を選出。東日本大震災の津波で学校が被災し、福島第1原発事故の影響も受けた、いわき海星が選ばれるかが注目される。一般枠は3校増の32校で、東北地区からは今大会限定の特別枠である「東北絆枠」と神宮大会枠を加えた4校が選出される。東北絆枠は東北の一般選考候補校から1校選ばれる。
聖光学院ナインは24日、黙々とランニングや打撃、ウエートトレーニングに取り組んだ。
伊藤颯(はやて)主将(2年)は「明日が区切りの日になることは間違いないが、(センバツに)出場する気持ちで練習してきた。皆もいつも通りの雰囲気」と話す。斎藤智也監督は「センバツに向けてチームづくりや下準備を進めてきた」と自信をのぞかせる。
いわき海星高ナインは24日、同市の同校グラウンドで、体力トレーニングやティーバッティングなどに汗を流した。
斎藤道雄部長は「限られた環境ではあるが、大会に出場してもいいように準備をしてきた」、坂本啓真主将は「(21世紀枠の推薦が決まってからは)気負い過ぎずに練習に取り組めた。あとは発表を待つだけ」と口をそろえた。
(2013年1月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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