気持ちを新たにティー打撃に励む選手たち＝いわき海星高グラウンド

　第８５回選抜高校野球大会に「２１世紀枠」で出場する、いわき海星高ナインは２６日、同校グラウンドで夢舞台・甲子園に向けた練習を始めた。歓喜の出場決定から一夜明け、ナインは精力的に練習に励んだ。
　軽めのキャッチボールをした後、ティー打撃を入念に繰り返し、スイング強化に時間を割いた。若林亨監督は「甲子園で試合するチャンスをいただいた。大舞台で選手が力を発揮できるように、しっかりと練習に取り組んでいきたい」と語った。
　今後は同校の機関工場に防護ネット代わりにサンマ漁の網を張り、室内でマシン打撃ができるようにする。また、実戦感覚を身に付けるため休日に県外を含めて遠征する方向で、練習日程を調整する。
（２０１３年１月２７日　福島民友・高校野球ニュース）