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日大東北高書道部が「センバツプラカード」揮毫の大役
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東北から出場するチームの活躍を願って書道に取り組む日大東北高書道部
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郡山市の日大東北高書道部は、「第85回記念選抜高校野球大会」の入場行進などで使用するプラカードの校名を初めて揮毫(きごう)する。同部は本県勢の聖光学院といわき海星に加え、仙台育英、山形中央の計4校分を担当。部員は16日、「自分たちの文字が少しでも選手の力になれば」と懸命に筆を走らせた。17日には同部OBらのアドバイスも受けながら、プラカードに転写する作品を決める。
同部は昨年11月、書の甲子園とされる「第21回国際高校生選抜書展」で東北地区優勝を果たし、プラカードの文字を依頼された。
日大東北高書道部の部員は1月下旬のセンバツ出場校決定後、本格的に練習を開始。本来は昨年末に引退する予定だった3年生も参加し、部員14人を校名ごとの4グループに分け、多い日には部員全員で半紙に1000枚以上を書き込むなど猛練習を続けてきた。
プラカードは甲子園の舞台で大観衆に出場校を紹介する、いわば“顔”。聖光学院の文字を練習する部長の大山友希奈さん(2年)は「多くの人が見ていると思うと重圧はあるが、一文字一文字乱雑に書かず、東北のチームが勝ってほしい、優勝してほしいと願いを込めて書いています」と話した。大会は、3月22日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
(2013年2月17日 福島民友・高校野球ニュース)
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