斎藤監督が打席に立ち、セーフティースクイズの走塁練習に取り組む聖光学院ナイン＝兵庫県西宮市

　第８５回選抜高校野球大会第７日（２８日）の３回戦で鳴門（徳島）と対戦する聖光学院は２６日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で練習を行った。
　斎藤智也監督は「鳴門の機動力を駆使した攻撃対策に力を注いだ」と話すように、ナインは守備練習に多くの時間を割いた。走者を一、三塁に置いた場面を想定した守備練習では、重盗対策などで“機動力封じ”に磨きを掛けた。
　また、スクイズ練習にも精力的に取り組んだ。斎藤監督が打席に立ち、セーフティースクイズでの走塁判断を再確認。斎藤監督は「あらゆる場面を想定し、プレーを確認することができた」と納得の表情を浮かべた。
　エースの石井成（２年）は投球練習を行わず、ランニングとキャッチボールで調整した。
（２０１３年３月２７日　福島民友・高校野球ニュース）