> 高校野球ニュースTOP > センバツニュース
|
快挙に沸くスタンド 佐藤容選手、力強い太鼓で応援先導
|
聖光学院初の「センバツ」8強を決め、沸き立つスタンド=甲子園
|
聖光学院の「センバツ」の歴史を切り開く1勝となった。28日に甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われた第85回選抜高校野球大会第7日。聖光学院ナインは強打の鳴門(徳島)との接戦を制し、センバツでは同校初、県勢として13年ぶり3度目となるベスト8進出を果たした。勝利を決めた瞬間、スタンドの観客は大歓声でナインの快挙をたたえ、喜びを分かち合った。躍進の陰には、チームのために裏方に徹することを決めた選手の存在があった。
息詰まる接戦をものにした聖光学院。7回に園部聡選手(3年)が本塁打を放ち勝ち越すと、三塁側アルプスに詰め掛けた保護者や生徒ら約300人が沸き上がった。応援を先導したのは、太鼓担当の佐藤容輔選手(同、伊達市梁川町)。「ナインはみんなの代表で戦っている。精いっぱい頑張ってほしい」。思いのこもった一打一打が、出場を夢見ていた甲子園球場に響いた。
(2013年3月29日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
|