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▽準決勝
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福島東、エース・松下“熱投” 強打の小高工抑える
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【福島東−小高工】2失点完投で初の決勝進出を引き寄せた福島東のエース松下=あづま球場
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1回戦以来の登板となった福島東のエース松下凌(3年)が顔をゆがませながら129球の熱投。「東北大会出場はチーム発足時からの目標。うれしかった」。最後の打者を一飛に打ち取ると、悲願をかなえたエースが笑顔とともに安堵(あんど)のため息をついた。
創部34年目で春、夏、秋通じて初めての県大会決勝進出。これまで夏と秋に1度、春に3度挑戦しながら、準決勝の壁が高く立ちはだかってきた。しかし、この日は違った。エースの熱投に導かれ、ナインが好機で奮起、チームに新たな歴史を刻んだ。
腰や肩に違和感を感じていたが、昨年秋に続き、県大会4強入りの原動力となった背番号「11」佐藤大輔(同)の活躍が刺激となった。「大輔には負けたくない」。準々決勝で2失点完投と好投したライバルの姿が、松下の心に火を付けた。
「直球に強い」とにらんだ小高工打線に対し、縦のカーブ、スライダーと変化球主体の投球。12安打を許したが、要所は締めた。球速も自己記録を4キロ更新する135キロをマークした。いよいよ次は聖光学院戦。「力を試したい。勝利を狙う」と松下。同じ県北支部の強豪の連勝記録ストップに向け、静かに闘志を燃やした。
(2013年5月27日 福島民友・高校野球ニュース)
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