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▽2回戦
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盛岡大付
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小高工
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(7回コールド)
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小高工、悔やむ序盤 盛岡大付に敗れる
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【盛岡大付―小高工】2回表盛岡大付2死満塁、望月(手前)に満塁本塁打を許し、本塁を見つめるエース菅野、捕手渡辺=山形県野球場
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第60回春季東北地区高校野球大会は6日、山形県中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(山形県野球場)と天童市スポーツセンター球場で開幕した。初日は1、2回戦それぞれ2試合を行い、本県第3代表の小高工は2回戦で岩手第1代表の盛岡大付と対戦した。小高工は2回に満塁本塁打などで6失点、主導権を握れずに7回コールドで敗れた。
第2日の7日は両球場で2回戦6試合を行う。3連覇を狙う本県第1代表の聖光学院は、山形県野球場の第1試合(午前9時開始予定)で秋田第2代表の本荘、本県第2代表の福島東は天童市スポーツセンター球場の第2試合(午前11時30分予定)で宮城第2代表の利府とそれぞれ対戦する。
2回に大量失点、5回以降は無安打好投
唇をかみしめ、次々と生還する走者を見つめていた。小高工のエース菅野秀哉(2年)は2回2死満塁、左翼席に突き刺さる痛恨の満塁本塁打を許した。「失投。スライダーが高めに入ってしまった」。甲子園でも本塁打を放ったスラッガー4番望月直也(3年)の一発で試合の流れは決まった。
12年ぶりの東北大会。しかし、最速139キロを誇る2年生エースは本来の投球にほど遠く、120キロ中盤の直球も目立った。「球の走りが悪かった。挑戦者の気持ちで向かっていったが、あまりにも打たれ過ぎた」。直球で真っ向勝負を挑んだが、4回までに被安打10。制球にも苦しみ、今春の選抜大会で16強入りの盛岡大付の強力打線に屈した。
5回以降は変化球主体に変更し、無安打に抑えた。それだけに悔やまれる立ち上がりだった。峯岸聡監督は「むきになって直球で押し過ぎた。全ての球種に磨きを掛けないといけない」と、敗戦を糧にしたエースの成長を期待した。
(2013年6月7日 福島民友・高校野球ニュース)
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