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いわき総合、躍進「8強」 10年ぶり進出、部員10人一丸
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【若松商−いわき総合】初のベスト8進出を喜ぶいわき総合ナイン=さつき公園野球場
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部員10人のいわき総合が連日の接戦を制し、10年ぶりの8強入り。2004(平成16)年に内郷から校名変更してからは初めての躍進。逆転、再逆転で若松商との激戦を制し、主将の二階堂大地(2年)は「全員でつかんだ勝利」と笑顔を見せた。
主将が勝利を引き寄せる一打を放った。1点を追う7回2死一、三塁の好機。「みんなが回してくれた。絶対に失敗はしない」。ベンチからの必死の声援に二階堂は中越え2点二塁打で応えた。1人が複数のポジションをこなし、野手5人は投手も兼ねる。この日もエース石井京介(1年)と、高萩勝樹、岡部峻和(2年)の3人がマウンドに上がり、若松商の猛攻をしのいだ。東日本大震災の影響で、学校グラウンドに仮設住宅が立つ。外野は他の運動部も使用し、占有スペースは内野のみ。「小技など練習できることはたくさんある」。限られた環境で、10人は走塁とバント処理に力を入れてきた。
次は8連覇を狙う聖光学院が相手。二階堂は「怖がらずに立ち向かっていきたい」と闘志を燃やす。10人の結束で部員120人の王者に挑む。
(2013年9月19日 福島民友・高校野球ニュース)
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