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須賀川、7回に逆転 円谷がベスト4導く一打
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【福島商―須賀川】9回表須賀川2死三塁、円谷が適時内野安打を放つ=さつき公園野球場
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須賀川は逆転勝ちで、4年ぶりの4強入り。勝利を引き寄せたのは3番円谷旺司(2年)のバットだった。2―2の同点に追い付いた7回1死三塁、円谷は内角に甘く入った直球を迷わず振り抜き、左前適時打を放った。「チームが勝てるバッティングをするだけ」。9回には内野安打でダメ押し点を呼び込み、円谷は中軸の役割を果たした。
須賀川には福島商のエース左腕田積悠(同)を攻略するための秘策があった。それは代名詞のスライダーではなく、直球を狙うことだった。前日の2回戦終了後、福島商との対戦が決まったナインはグラウンドに戻り、すぐに練習に取り組んだ。打撃マシンを打者に近づけ、田積を想定して速球に目を慣らした。円谷は「あの練習があったから、タイミング合ってヒットを打てた」と胸を張った。
準決勝は1969(昭和44)年以来、2度目の東北大会出場が懸かる一戦。ヒーローとなった円谷は「次も周囲をあっと言わせたい」と意気込んだ。
(2013年9月20日 福島民友・高校野球ニュース)
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