国立の座席に座って観戦する観客

　東京の国立競技場から譲り受けた座席２６７９席の取り付け作業を終えて昨年度から進めてきた改修工事が完了した伊達市のほばら大泉球場で２日、聖光学院（同市）と仙台育英（宮城）、常総学院（茨城）の甲子園常連校の３校による記念大会が開かれた。
　強豪校の試合を間近で観戦できるとあって、スタンドは市内外から訪れた大勢の高校野球ファンで埋まった。記念セレモニーも行われ、仁志田昇司市長があいさつし、来賓を代表して安藤喜昭市議会議長が祝辞を述べた。関係者らのテープカットの後、仁志田市長が始球式を行った。
　第１試合は聖光学院と常総学院が対戦し、６対１で聖光学院が勝利し、第２試合では常総学院が３対２で仙台育英を下した。第３試合は聖光学院が０対１で仙台育英に敗れた。
（２０１４年１１月４日　福島民友・高校野球ニュース）